12月(クリスマス)らしい切り絵って何かな
いつも店には、切り絵を10枚飾っています。月毎に全て取り替えています。
「何を飾ろうかな」とか「何を作ろうかな」と考えるのは楽しいひとときです。
さて、12月も10枚を飾りました。「クリスマスや年の暮れらしいものがいいなあ」と思い、準備しました。
今日はそのうちの3枚を紹介します。「なぜ、これを飾っているの?」という理由です。
今月、1階とロフトの間にぶら下がっているものを左側から順に説明します。
〇 ラブラブ(砂かけ婆と子泣きじじい)
クリスマスです。街には若い恋人たちが溢れますが、人生100年時代、こういう組み合わせもOKかなと思いました。
〇 ベートーベン
年末、各地でベートーベンの交響曲第9番が演奏されます。音楽史上最も優れた作品の1つですね。また、ベートーベンはコーヒーが大好きでした。こだわりの強い彼は、カップ1杯分のためにご丁寧に豆を60粒数えて自分自身で入れていたそうです。
〇 フランダースの犬 (少年ネロと老犬パトラッシュ)
クリスマスの朝、力尽きた少年ネロは、大好きなルーベンスの絵の前で、愛犬のパトラッシュを固く抱きしめます。パトラッシュの背中を優しくなでながら、最後の言葉をかけます。「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ」。そして共に天国に召されました。美しい場面です。
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