1月の切り絵 縁起物を揃えました

毎月、全てを取り換えて展示している切り絵。

「1月はやっぱり縁起物を飾ろう」と思いました。お客様も私も、縁起物の切り絵に囲まれたら、良い1年を過ごせるかなと思ったからです。

今日は1月分の切り絵についての簡単な解説文を以下に書きます。切り絵そのものは、是非お店に来てご覧ください。

なかには「これも縁起物なの?」というのもありますが、私の考える幸せな風景や人物などを描きました。

さて、以下のとおりです。

◎ざるかぶり犬 ⇒ 江戸の郷土玩具の横綱。縁起物です。背中に子どもの病気や災いから救ってくれるざるを被っています。

◎「相棒」水谷豊さん ⇒ テレビ番組「相棒」。長きに亘り放映されていることと、まだまだお若い水谷さん。旬の縁起物だと思います。

◎ 凧揚げ(たこあげ) ⇒ 昔の人は、立春の時季に空を見上げると健康に良く、そして健康を祈るために凧揚げをしたそうです。

◎ 鶴(つる) ⇒ 鶴の夫婦は仲睦まじく「夫婦愛」の象徴です。 また長寿の生き物として、広く知られています。

◎ 雪のかまくら ⇒ 「雪のかまくら」はもともと、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願する象徴だったそうです。

◎ コマ回し ⇒ 回る音が悪霊を追い払い、長く回し勝ちのこる競技。強くなって欲しいという願いが込められています。

◎ 鳥獣戯画(カエルとウサギの相撲遊び) ⇒ 違う種類の生物が軽やかに遊ぶ絵です。800年位前に描かれたこの絵巻は、今でも人々を楽しませます。

◎ ダラダラした怪獣たちとウルトラマン ⇒ 怪獣も正義の味方も、年末年始のお仕事や飲み会で疲れて、平和にダラダラしている様子を描きました。

◎ 羽子板の羽根と柏のカブ ⇒ この2つは似ています。そして羽子板は昔、魔除け・厄払いの縁起物として贈り物に使われていました。

◎ 逆さ富士 ⇒ 水面に反転した富士山が映る「逆さ富士」。なかなか見られないことから、開運の象徴と言われています。


今日の写真は、さんちゃんときゅうちゃんの「招き猫バージョン」です。これも切り絵ですね。

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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