徳不孤、必有鄰 [とくはこならず。かならずとなりあり] (長崎旅行⑯)
長崎で邂逅を得た方々とたくさん話しました。また最近、かつての同僚や教え子、旧友たちと楽しく喋る機会が増えています。ありがたいことです。
前回と同じく長崎孔子廟を訪れました。そして『徳は孤ならず、必ず隣有り(読み:とくはこならず。かならずとなりあり)』という言葉が目に飛び込んできました。論語の言葉です。「味わい深いなあ」とつくづく思いました。
「徳のある人でいたい」と思います。だけど善き特質である徳を身につけ、徳行を積んでも、実生活で目に見える効果はあまりありません。徳がないと思われる人が、ズルいことをして、多くのお金を得たり、地位を得たりすることは、世の中でよくあることです。
そういう思いに苛まれるとき、この孔子の言葉『徳不孤、必有鄰』は生きてきます。
誠意(徳)は人に通じる。徳は孤立しない。必ず人の心に届く。無結果では終わらない。必ず友(隣り)は現れる。そういう友(隣り)はどこかにいる。
だからこれからも、心がけだけは良くしていきたいと思います。
お金持ちにもなれないし、世間一般にいわれる成功者にもなれないけど、気の置けない人たちと、たまに笑いながら過ごせる人間ではいたいと思います。
昨日、中学時代からの友人たちが、「おうちカフェさんちゃん」に来てくれました。来てくれることを知っていたので、長崎で、彼らのためにお土産で買ったカステラを食べながら、お喋りをしました。「徳不孤、必有鄰」かな。エヘヘ。
今日の写真は、孔子廟の展示物を撮りました。
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