夏休みの小旅行② 塚原卜伝について

鹿島神宮駅の近くにある鹿詰公園というところに、塚原卜伝の銅像がありました。今日の写真です。

塚原卜伝は、17歳のとき、京の清水寺ではじめて真剣勝負をして以来、真剣での試合が19度、戦場に出たことが37度。木刀を使っての試合は100度に及ぶと言われます。その間に矢傷を6ケ所受けたほかは無傷であり、討ち取った敵は212人だそうです。強~い!

ちなみにネットで調べたら、剣豪ランキングベスト10は以下の通りでした。

①宮本武蔵(1584年~1645年)  ②沖田総司  ③柳生十兵衛  ④塚原卜伝(1489年~1571年)  ⑤斎藤一  ⑥上泉信綱  ⑦土方歳三  ⑧近藤勇  ⑨佐々木小次郎  ⑩吉岡清十郎

こんな逸話があります。

冬の終わり、宮本武蔵が鹿島の森をさまよっていた。俗世間から離れて暮らす、剣聖塚原卜伝を探し出して、倒し、自らの最強を満天下に示すためだ。とうとう見つけた。若い武蔵は踏み入った。囲炉裏の火が、赤々と燃えていた。そして、老人となった塚原卜伝が、姿勢正しく座っていた。

ぽつりと「武道には、段位があるが、どう思う?」と卜伝は訊いた。「私は、二十段だ」と武蔵は即答した。卜伝は苦笑し「段位とは、この鍋蓋だ」と言った。卜伝の前には、囲炉裏の鍋が煮えていた。

武蔵は木剣で、卜伝に襲い掛かった。しかし卜伝はそこにあった鍋のフタで発止と受け止めてしまった

「せっかく来たのだ、鹿島灘名物の、ハマグリ汁を食べよ」と卜伝は煮えた鍋を見て、静かに言った。そして2人でハマグリ汁を食べた。

いい話です。でも事実かなあ? なぜなら上の表のとおり、2人は同じ時代に生きていません。もっとも当時の出生と死亡の記録は、いい加減だったでしょうから、ひょっとしたら本当だったかもしれません。

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