夏休みの小旅行⑤　潮来花嫁さん

今日も潮来市あやめ園の話しです。「潮来花嫁さんの像」がありました。今日の写真です。像に設置されたボタンを押したら「潮来花嫁さん」の唄が流れました。１９６０年(昭和３５年)に発売された花村菊江さんの唄です。

潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟でゆく　月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

人のうわさに かくれて咲いた　花も十八 嫁御寮

潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟でゆく　夢をいだいて ギッチラ ギッチラ ギッチラコ

好きなあの人 東京育ち　私しゃ潮来の 水育ち

この地域は、水に囲まれた水郷地帯です。昭和３０年前半頃まで、嫁入りする際に花嫁や嫁入り道具を運搬するときにサッパ舟という名前の小舟が日常的に使われていたそうです。毎年開催される水郷潮来あやめまつりの期間中(５月中旬～６月中旬)には、企画に申し込んだ本当の花嫁さんが「ギッチラ ギッチラ ギッチラコ」と船頭さんに連れられて川を行く姿が見られるそうです。

私には二人の息子がいます。最近、入籍したばかりの長男と、コロナ禍で結婚式を見送った次男です。どちらかの息子の嫁さんが「ギッチラ ギッチラ ギッチラコ」と舟に揺られる姿を見たいなあと、ひとり妄想にふけりました。

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