…にいる自分

同じ地域に数カ月、もしくは１年位ぶりに訪れたとき、「その地域にいる自分と、いつもの場所にいる自分の２種類がいる」と感じることがあります。もしくは１年位ぶりなのに、１週間位しか経っていないように感じてしまうことがあります。多分、私だけの感覚ではないでしょう。

そして、微かな自分の二面性すら感じてしまいます。旅の醍醐味なのかもしれません。

もっとも旅だけではありませんね。私は勤め人をしていたとき、毎日、車で利根川を越えて勤務地に通っていました。利根川を渡ったら「勤め人の私」になり、帰りはその逆なので、利根川を渡ったら「家庭人の私」に戻っていたような気がします。

今は「おうちカフェ」のマスターなので、いつも「私」です。いいようで悪いようで…、微妙です。

涼しくなったら、「もうひとりの自分」を意識するために、また旅行に行きたいものです。

今日の切り絵は、「もうひとりの自分」です。

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