賽(さい)は投げられた!

二千年以上前に、ジュリアス・シーザーが残したとされる言葉です。彼が軍を率いたままルビコン川を渡る際に言いました。それは強大なローマ帝国への反逆を意味する行為でした。戦いを挑む決心をしたとき、「もう、後戻りはできない」と思ったのでしょう。

「当たって砕けろ」と決断することがあります。「石橋を叩いて…」と考える人は、サイコロは投げられないと思います。そして、ずっと(ルビコン)川を眺めていようというのも、一つの生き方としてOKだと思います。

さて、自分にとってのルビコン川は、何処を歩いているときに、横たわっていたのでしょう。それとも今まさに、目の当たりにしているのでしょうか。ひょっとしたら、人の眼前には結構な頻度で、ルビコン川が現れているのかもしれません。

「えいっ!」とサイコロを投げて、「失敗した~」と後悔することもあるでしょう。でも、投げなかったら、私の場合、もっと後悔しそうです。そっちのほうが「大失敗!」と思ってしまいそうです。

そして、やがて、自分が渡ろうとした川の大きさを知ることになるのでしょう。

今日の切り絵は、「賽は投げられた」です。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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