ふくろう
歳のせいか、夜に眠れないことが増えたような気がします。
そんなとき思い出す、種田山頭火(1882年~1940年)の自由律俳句があります。
おまじないのように唱えると、気分が少し楽になります。紹介しますね。
『ふくろうは ふくろうで わたしは わたしで ねむれない』
とぼけた感じがいいですね。ふくろうは起きている。わたしは眠れない。なぜ眠れないのか。そんな事はどうでもいい。寝ていないもの同士が同じ夜を過ごす。それが孤独感を紛らわせるような気がするのです。この句には「いやいや孤独感を際立たせるよ」という解釈もあるでしょうが、それは人それぞれということで。
今日の切り絵は、不眠症のふくろうです。
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