ばあちゃんの『ひな祭りちらし寿司』
「ひな祭りだから、あの娘(こ)にちらし寿司を食べてもらうの」と妻は楽しそうでした。「寿司」は「寿を司る」と書き、めでたい食べ物です。なかでもちらし寿司は見た目が華やか。女の子の成長を願うひな祭りにピッタリなのだそうです。まだ2歳の孫の家まで、ウチから歩いて1時間程。「ちょっと散歩がてら、あの娘に届けてくるね」と嬉々として出かけました。
そのちらし寿司が、今日の写真です。
「作るとき、どんな工夫をしたの?」と妻に聞いたら、「たいしたことないよ」とのことでしたが、以下のことを話してくれました。孫への、ばあちゃんの愛だと思うので、そのまま紹介します。
「手作りの鯛(たい)のそぼろを敷いているの。めでたいの鯛ね。鯛のあらを魚屋で買って、何度も身をほぐしながら、骨とウロコをいちいち拾ったわ。女の子の節句だから、彩りが大切。花レンコンを添えた。桜の花をイメージしたの。色付けに、自家製の梅酢を使ったわ…(後略)」。
あと何十年もしたら、「君のばあちゃんは、昔、こんなことを考えながら、君にちらし寿司を作ったことがあるんだ」とわかってもらいたくて、じいちゃんとして、今日のブログ(インスタ)を残しました。
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