褒める

他人に不快を感じさせず、迷惑をかけない範囲での「自画自賛」は美徳だと私は思います。

なぜなら、人はなかなか褒めてはくれません。「自分で自分を、こそっと褒めなくてどうするの」と思うからです。自己肯定感は、生きていくうえで土台となるものです。

近しい人には、周りの人が気付かないところを、褒めてあげられれば、いいなあと思います。

春になって、庭の花が咲き始めました。庭の花は、誰にも気づかれず、褒められずに咲いて、そしてやがて散っていきます。「その家に住む者が、褒めてやらなくてどうするの」と思います。

それでもウチの庭の花は、「おうちカフェ」の庭の花なので、多くの方に見ていただく機会が多いです。「キレイですねえ」と褒められることもあります。そんなとき、私はあまり謙遜しません。「はい、ありがとうございます。うれしいです」と答えます。

「いえいえ、そんなことはありません」とか「恥ずかしいかぎりです」と言うと、花に申し訳なく、怒られそうに思います。それなり懸命に咲いたのですからねえ。

今日の写真は、プランターに咲くチューリップです。愛犬のさんちゃんが、プランターの上で、しばしば昼寝をしていたので、咲くかどうか心配していましたが、無事に咲いてくれました。

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