何かを始めたり判断する基準

「何かをやってみよう」と決断するとき、感情に溺れて始めるべきか、感情が覚めてから始めるべきか、わかりません。

自分の本音を友人に話すとき、素面(しらふ)で話すべきか、酔っぱらいながら話すべきかも、わかりません。

19世紀の哲学者ニーチェは、人を分類するとき、アポロン型とディオニソス型に分けました。アポロンもディオニソスも神様の名前です。

アポロン型とは、世の中の事象を、理性によって秩序づけようとすることです。芸術や企業の業績でいうなら、過去の作品や仕事をリスペクトして、積み重ねのうえに創造することです。

ディオニソス型とは、感情的で、エゴに忠実で荒々しく生きていくことです。芸術や企業の仕事でいうなら、過去の作品や仕事を否定・破壊して、全く新しいものを創作することです。

映画を観たり、小説を読んだりするとき、「この作品の作り手は、アポロン型とディオニソス型のどっちかな」と考えることがよくあります。

「感情や酒に溺れるべきか」とか、「アポロン型とディオニソス型のどちらにすべきか」については、正解はないでしょう。

「どちらに立つかは、状況によって変わるよなあ」と思います。仕事でも、勤め人と一人の商売人では、判断の基準は違うと思います。

今日の切り絵は、アポロン神です。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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