手紙
うれしいお手紙をいただきました。
たまたま5月19日の朝日新聞「教育」欄を読んでいたら、大変お世話になった方の論考が大きく掲載されていました。それ自体、その方は著名な研究者なので珍しいことではありません。興味深く拝読させていただきました。
翌日の20日、その方からお手紙が届きました。一緒に手掛けていた事案があり、それが一段落したので、わざわざ筆を執ってくださったのです。ビックリしました。日本を代表する教育学者が、私たち夫婦ごときに手紙をくださるとは思いませんでした。
現代社会では、手紙の活用は減り、メールやライン、ショートメールが圧倒的です。私もそうです。
今日は、手紙の呼び名について少し書きます。平安時代(794年~1185年)には、すでに手紙はありました。当時は、「手紙」とは呼ばず「消息」と言いました。「手紙」と呼ばれるようになったのは江戸時代になってからです。それまで、様々な呼び方がされていました。私が好きな言い方は「雁(かり)の便り」です。昔、鳥の雁(がん)の足に文を結び付けて、相手まで飛ばしたという言い伝えからきています。
うれしい手紙や心のこもった手紙は、今の時代も「雁の便り」だと思います。
今日の切り絵は、雁の群れです。
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