少ないくらいが…

中高年が病院に行くと「体重をもう少し落とした方が…」と言われる人は多いと思います。体には余分なものを付けないほうがいいということでしょう。

歳をとったら、そんなにたくさん働く必要はないと思うし、経営者でもない限り、ストレスを感じるほどの責任を負う必要もないと思います。

お金はどうでしょう。人生１００年時代とか言われると、「蓄えはどのくらい必要なの？」と考えてしまいますが、私ごときが考えてもわかるはずもありません。

歳なので持病があり、定期的に通院をしています。血液や種々の検査を受けます。そして、もう初老なのに、少しずつ健康になってきています。この半年くらいで大きく改善しました。もちろん薬で抑えられている症状もあると思いますが、あと僅かで、全ての項目で正常範囲内になります。２０歳代のとき以来です。

今年の正月、「年金生活者になる前に、医療費があまりかからない体になろう」と目標を立てました。粛々と実行しているからだと思います。

若いとき、「たくさん働いて、その分稼いで、呑んだり食べたり、たくさん遊ぼう」と思っていました。そして月日は過ぎ、だんだんと不健康な体になっていきました。

今は、全部が逆になりました。「お金を含めて、なんでも足りない(少ない)くらいが、健康にはよいのではないか」と思っています。

今日の切り絵は、「健康のために」です。

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