月の色は何色?
今晩(9/7~8)は満月です。関東地方の天気は晴れ。きれいなお月さまが見られそうです。
さて9月の月は、子どもから大人まで、多くの人に描かれます。あなたは、何色で月を描きますか? 日本人は、黄色で描く人が多いと思います。私もそうです。そして太陽はオレンジや赤です。
一方、西洋では“月は白”で、“太陽は黄色”で描く人が圧倒的に多いそうです。
日本人にとって、“月は黄色”というのは太古の昔から不変なものなのでしょうか?
いやいや、そうでもなさそうです。百人一首にこんな歌があります。
『朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪』坂上是則(さかのうえのこれのり ?~930)
意味:明け方、空がほのかに明るくなってきた頃、有明の月かと思うほど明るく、吉野の里に白々と雪が降っていることだよ。
この人は、征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ 758年~811年)の子孫です。この時代、日本人にとって“月は白”だったようです。他にも例はたくさんあります。
いつから、日本人にとって“月は黄色”になったのでしょう?
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