忌野清志郎
今日の切り絵は、RCサクセションのリーダー忌野清志郎さん(1951年~2009年 享年58歳)です。
彼は、日本のロック史において最も明確に反戦・反核を表現したアーティストの一人です。彼の反戦思想は、政治的イデオロギーよりもまず “人間が死ぬのはイヤだ”、“戦争で苦しむ人を見たくない” という考えが基盤になっています。
最も象徴的なアルバムは、RCサクセション名義で1988年に出した『COVERS』です。風に吹かれて(ボブデュラン)、ラヴ・ミー・テンダー(エルヴィスプレスリー)、イマジン(ジョンレノン)の原曲を反戦・反核の歌詞に大胆に変えました。物議を醸しだし、当初は発売禁止になるほどでしたが、当時の若者の絶大な支持を受け、大ヒットしました。彼の権威への強い不信感と反骨精神は、人間への深い愛と自由の尊重に裏打ちされていたと思います。
彼は一度癌に倒れますが。2008年2月10日、日本武道館にて『忌野清志郎 完全復活祭』を開催します。私はコンサートに行きました。前述したイマジン、感動したなあ。歌詞の一部を紹介します。
「天国はない ただ空があるだけ 国境もない ただ地球があるだけ みんながそう思えば 簡単なことさ 夢かもしれない でもその夢を見てるのは 君ひとりじゃない 仲間がいるのさ」
しかし、復活の翌年、癌が再発し、帰らぬ人となります、
「もし、今、彼が生きていたら、どんな歌を書くだろう、唄うだろう」とこの頃、よく思います。
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