12月30日の餅つき
「今日は実家で餅つきなんだ」と妻は、朝からウキウキと出かける準備。妻の実家は酪農を営んでおり、正月を迎えるための年中行事だそうです。良き日本の風習ですね。今後も続いて欲しいと思います。
俳人 松尾芭蕉(1644年~1694年)にこんな俳句があります。
『有明(ありあけ)も 三十日(みそか)に近し 餅の音』
意味は「朝の空にはまで月が残っている。今日は三十日だ。家々からは、年越しの準備として餅をつく音が聞こえてくる」。
芭蕉は、大きな出来事ではなく、何気ない日常から季節や人生の移ろいを感じ取る俳句を多く詠みました。この句も、年が終わる寂しさと厳しい寒さ、一方、新年を迎える準備の「トントン」という餅つきの音に代表される人々の暮らしの温かさが伝わります。
妻がお土産で持って帰ってくる、お餅が楽しみです。今日の切り絵は、餅つきです。
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