今年の目標 残心(ざんしん)

剣道の言葉に“残心”という心得があります。「技を出したあとも気持ち・姿勢・構えを切らさず、いつでも対応できる状態を保つこと」です。具体的には、打突後も気を抜かない、姿勢を正して相手への注意を保つ、体の向きや竹刀の構えをすぐ動ける形にしておく、勝っても油断せず、負けても気持ちを切らさない、という態度を指します。他のスポーツとは一線を画す考えです。勝利により、喜びの感情を爆発させるのも、相手への無礼になります。

似たような概念に、吉田兼好(1283年頃~1352年頃)の徒然草のなかに「高名の木登り」という話があります。こんな内容です。

『木登り名人として知られる男が、高い木に登る弟子に向かって、上にいるときは平然としているのに、地面近くに降りてくると急に細かく厳しい指示を与える。周囲の人が不思議がると、名人は「高い所では緊張して慎重になるが、低い所で油断してこそ危険が多い」と説く』。

兼好は、この逸話を通して、人は大事な場面よりも、むしろ終わりや細部で気が緩み失敗するものだという教訓を示しています。

今日の切り絵は、新年の誓い“書初め”です。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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