映画『三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実』について
今日は、2020年に公開されたドキュメンタリー映画について書こうと思います。50年前の若者たちの議論の様子は、実に興味深いです。
1969年、安田講堂事件を引き起こした左翼学生グループの全共闘1000人が、保守の論客であり日本を代表する作家の三島由紀夫、唯一人と激論を交わしました。互いに思想信条は相容れません。いわゆる右派と左派の討論ですから。しかし議論の最終盤、両者の共通の敵のようなものが見えてくるのです。彼らは、それを「あいまいで猥褻な、この国」と表現しました。
映画を通して感じられたのは、互いへのリスペクトでした。44歳の三島は20歳そこそこの学生たちに丁寧に、わかりやすく話しかけました。学生たちも若者特融のユーモアを交えながらも、礼節は守りました。
最近の日本の政争や、現代のSNSの空間で起きる、己の優位さを主張することばかり考えているかのような議論とは、少し違うものに見えました。現代は多くの場面で、言いたい放題の状況になっているのかもしれません。それに比べ、この議論では、実に正々堂々と言葉の闘いを繰り広げていました。その潔い姿勢には、一見の価値があると思います。
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