辛夷(こぶし)の花
卒業式の季節ですね。そして辛夷の花も見頃を迎えています。散歩の途中で見つけた今日の写真です。
山口青邨(1892年~1988年)に、辛夷を題材にした素敵な俳句があります、
「みな去りし 辛夷の下に 立つて見る」
皆が立ち去ってしまったあと、私は辛夷の花の下に立って眺めている、つまり、人がいなくなった春の花の下に、一人で立って静かに見ている情景です。辛夷は白い大きな花が早春に咲きます。早春のまだ冷たい空気の中、白い花が目立つため、少しの寂しさを感じさせます。
想像される場面は次のようなものです。辛夷の花が咲いている場所 先ほどまで人がたくさんいたのに、皆帰ってしまった。そして自分だけが残り、花の下で立って眺めている。
春の花の美しさ、人が去ったあとの静けさ、一人だけ残る時間。つまり、卒業式のあとのような、自然と自分だけが残る瞬間の、静かな感動を詠んだ句ですね。
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