2026年アカデミー賞 作品賞 映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』を観て
(あらすじ) 16歳の最愛の娘と平凡ながらも冴えない日々を過ごす元革命家(爆弾の達人)のボブ。突然、娘がさらわれ、生活が一変する。異常な執着心でボブを追い詰める変態軍人“ロックジョー”。次から次へと襲いかかる刺客たちとの死闘の中、テンパりながらも、ボブに革命家時代の闘争心がよみがえっていく。元革命家として逃げ続けた生活を捨て、戦いに身を投じたボブと娘の運命の先にあるのは、絶望か、希望か、それとも…
(感想など) 物語の骨格は白人至上主義者(ロックジョー)と移民解放者(ボブ)との対立です。現代アメリカの分断を暗喩しています(日本も似ています)。タイトルの「ワンバトルアフターアナザー」は「次々と戦いは続く」という意味です。2つの対立は、共に“正しさ”に胸を張れるものではありません。そんな闘い中でいかに生き延びるか、家族を守るか、そんな男が描かれています。物語には、昔のKKK団のような組織が登場しますが、今のアメリカにも、こんな組織がありそうだなと思いました。
この映画が「チャーミングだな」と思ったのは、緊張感溢れる、銃撃戦やカーチェイスがずっと続くのに、最後にほんわかとした家族愛の物語にとして終わるところです。
さて、今年のアカデミー賞の賞レースは、この「ワンバトルアフターアナザー」と、1932年のミシシッピーを舞台にしたヴァンパイア・ホラー・ムーヴィーの「罪人たち」でした。こちらも人種差別を背景とした、人種間の対立がテーマでした。「現代のアメリカは悩んでいるんだなあ」と思います。
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