藤の花
私が勤め人だったとき、職場の中庭にある藤棚がとてもキレイでした。いつもこの時期、ちょくちょく見に行ったものです。そして、藤の花が房になって垂れ下がっている情景は、「時が滝のように流れているようだな」と思ったものです。
俳人の橋本多佳子(1899年~1963年)による、こんな俳句があります。
『生きてゆく 時の切れ目よ 藤垂りて』
意味は「藤の花がしだれ咲く光景の中で、時間が途切れたように感じる瞬間が訪れる。その一瞬に、“これからも生きていくぞ”という意識が浮かび上がる」ということでしょう。
つまり藤の姿が、時間の断絶と、なお続く生の感覚を視覚的に支えています。逆説的な気付きに哲学を感じますね。
今日の写真は、散歩の途中で見つけた藤の花です。
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