懐かしいテレビドラマ 『俺たちの朝』

最近、1976年から77年に放送された青春ものテレビドラマ『俺たちの朝』をVODで懐かしく見ていました。主演は勝野洋(1949年~)。全48回、こんなあらすじです。

大学を中退したオッスとその友人で在学中のチューは、ひょんなことから、鎌倉で美術大学の学生カアコと男2人と女1人の奇妙な共同生活を始める。オッスは海好きで、スイミングクラブで働きながら将来はヨットでの世界一周を夢見ている。チューは芝居に命を賭け役者になることを、カアコは「染色」デザイナーの道に進むことをそれぞれ考えている。彼らは様々な苦労や困難に直面する。3人共同で始めたジーンズショップも閉店の憂き目にあい、夢はだんだん遠のいていく。ある日、紆余曲折を経てオッスは父からもらった資金を元手に、遂に念願のヨットでの航海に出ることになるが…。

このドラマは昭和50年代前半の古都・鎌倉に大きな影響をもたらしました。とりわけ江ノ島電鉄は当時、廃線が模索されていましたが、この作品の人気から、若者たちの観光名所となりました。舞台となった極楽寺駅周辺は連日の賑わいとなり、利用客数は上昇に転じ江ノ電は廃線の危機を脱したそうです。

いつも番組の最後は、3人の銭湯通いの帰り道のシーンでした。そのときのBGMは詩人 谷川俊太郎(1931年~2024年)が作詞した曲「俺たちの朝」でした。ピッタリです。紹介します。

「呼びかける声の優しさに 愛が隠れている 小さな微笑みに うずまいて友だちと出会い 悲しみの夜を 明日へとめざめる 答を知らぬきみに できるのはただ 明けてゆく青空に 問いかけること」

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