椿の花が咲いた!

お店の丸窓から見える椿が、やっと花をつけました。

「椿という字は、木に春と書くからこれからよ」とか「今年の開花は遅いかなあ」とか「でも近所の椿は満開ですねえ」と最近、お客様と話しをしたばかりです。今朝、花を見つけ、うれしく、ホッとしました。

椿が登場する有名な俳句について書きます。

「赤い椿白い椿と落ちにけり」 作者「河東碧梧桐(かわひがし へきごとう)」

意味は「赤い花を咲かせる椿の木が赤い花を、白い花を咲かせる椿の木が白い花を落としている」です。春まだ浅い空気の中での、椿の花の鮮やかなイメージが印象的な一句ですね。

そしてもうひとつ。なんといっても椿の花で思い出すのは、昭和40年代の都はるみさんのヒット曲「アンコ椿は恋の花」です。愚かな私は、「甘い餡子」と「椿の花」が登場する恋の歌だとずっと思っていました。「アンコ」とは「姉っこ」がなまった伊豆大島の言葉。椿まつりがおこなわれる丁度この季節、「アンコさん」たちが島を華やかに彩るそうです。

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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