4月の切り絵 「あせらず のんびりと始めましょう」
4月は、1年で寒暖差が一番大きい時期です。体調を崩さぬようお互い気をつけましょう。新しいことも始まり、ちょっと緊張してしまう頃かもしれません。のんびりやりましょう。今日は、4月分の切り絵についての簡単な解説文を以下に書きます。切り絵そのものは、是非お店に来てご覧ください。
◎汽車ポッポ(童謡 初出 昭和12年) ⇒ 「汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ 僕等をのせて…」。懐かしい唄ですね。春の旅立ちを描きました。
◎東京タワー ⇒ 見る者をなんとなく感傷的にさせる不思議な塔だと思います。春らしいものをSFチックに漂わせてみました。
◎SHIN ⇒ シン・仮面ライダー。シン・ウルトラマン。シン・ゴジラ。シン・エヴァンゲリオン。4つのヒーローを一つにまとめてみました。
◎旅立ち ⇒ 犬と猫の夫婦がいて、自分たちの子どもが、桜のなかを旅立つのを見送っていく様子を描きました。
◎ドカベンの殿馬一人(とのまかずと) ⇒ 殿馬のポジションはセカンド、秘打を編み出し、守備も名手、足が速くバントでの出塁率は非常に高い選手です。とぼけた感じがいいです。
◎サクラ ⇒ 『けふまでの 日はけふ捨てて 初桜』(作者 加賀千代女) 意味「今日までの日は 今日捨てよう。初桜が咲いて、今は新しい季節だよ」。好きな俳句です。
◎ゴッホの『アルルの寝室(Bedroom in Arles)』より ⇒ ゴッホの作品の模倣です。ゴーギャンと共に創作活動をするのを待ちわびていた頃の、希望に溢れたゴッホの作品です。
◎To be or not to be, that is the question. ⇒ 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」ハムレットの名セリフです。詳しくは2023 1/31付のブログをご覧ください。
◎タケノコ ⇒ 『孝行は筍(たかんな)よりも桜かな』(作者 正岡子規) 「この季節は筍よりも桜を愛でるほうが風雅」と子規は詠みました。けど武骨な筍もなかなかですよね。
◎『七人の侍』(1954年) 監督 黒澤明、主演 三船敏郎 ⇒ 7名の侍が、名誉も報酬も期待せず、自分を投げ捨て困っている農民たちの為に尽くす内容の映画です。
0コメント