初夢について① 「一富士(いちふじ)」
「初夢」とは、新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のことです。大晦日の夜から元日にかけて見る夢ではなく、元日から2日にかけて見た夢のことです。ただ、元日はずっと起きていて、2日に寝たのなら、2日から3日にかけて見た夢と柔軟に考えてもよいそうです。
さて、「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」といいます。
これは江戸時代に広まった、いわゆる良い夢ベスト3のことです。それぞれ、どんな内容の夢のことか、今日と明日で紹介します。
○ 一富士(いちふじ)
富士は富士山を意味し、「無事(ぶじ)」と掛けているそうです。山の夢は困難や達成を表すとされます。高くて美しい富士山を眺める夢は、あらゆる運気が上昇すると言われます。末広がりで、繁栄の一年となります。今日の切り絵です。
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