さんちゃん、迷い犬になる!
一昨日、定休日の水曜日。私は部屋で切り絵をしていて、犬たちは庭でひなたぼっこをしていました。庭から外に行かないように対策はとっています。いつもの休日の過ごし方です。
きゅうちゃんは一足早く、庭から戻ってきました。二匹は、だいたい同じときに帰ってきますが、5分位、片方が遅れることもあります。さして気にもしませんでした。
10分程経ちました。「あれっ?」と思い、庭に出て「さんちゃん、さんちゃん」と呼びましたが、いません。部屋に戻ったかなと確認しましたが、いません。
「家から、出ていった!」。青くなりました。「何で?」。「何処にいった?」。思い当たる節に、すぐ気付きました。「あのとき、出ていったんだ!」。理由の詳細は伏せます。その人も業務で、ウチの裏口を2~3分開けただけです。犬が出ていったことも気付かなかったでしょう。全ては私の落ち度です。
捜索を始めました。「さんちゃ~ん、さんちゃ~ん」と言いながら、家の周辺をウロウロ歩きました。近所に家には「シーズー犬を見ませんでしたか? 特徴は…」と聞き込みをしました。
五人組の主婦が、さんちゃんらしき犬を抱いて、「どこの犬かしら?」と飼主を探していたという情報がありました。「良かった~。少なくとも生きている」と思いました。「可愛くて、うれしそうに尻尾を振っていた」とのこと。さんちゃんに違いないと思いました。
でも、いくら探しても、五人組の主婦とさんちゃんは見つかりませんでした。
途方に暮れて、家の外でボーっとしていたら、柏警察署から電話がありました。「お宅で、今日、シーズー犬がいなくなりませんでしたか?」。五人組の主婦は、サンちゃんを警察に届けてくれていました。さんちゃんの体内に埋め込んである、マイクロチップの情報のおかげで、迷い犬事件は解決しました。
「おうちカフェさんちゃん」の表扉には、今、こんなことを書いたボードを吊るしています。
『2月14日にシーズー犬を保護し、柏警察署に届けてくださった方、ありがとうございます。ウチの犬です。お心当たりがありましたらご連絡ください。特製コーヒーをサービスいたします』。
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