桃太郎さんについて
今日は「こどもの日」。5月の切り絵で「桃太郎」を作りました。この物語のテーマは、一人では困難なことでも、仲間と一緒に立ち向かうことで目的を達成できるということです。
童謡「桃太郎」を鼻歌まじりに唄っていて、「正確な歌詞って知らないなあ」と思い、調べてみました。
以下の通りです。
① 桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた きびだんご 一つわたしに 下さいな
② やりましょう やりましょう これから鬼の 征伐に ついて行くなら やりましょう
③ 行きましょう 行きましょう あなたについて 何処までも 家来になって 行きましょう
④ そりゃ進め そりゃ進め 一度に攻めて 攻めやぶり つぶしてしまえ 鬼が島
⑤ 面白い 面白い 残らず鬼を 攻めふせて 分捕物(ぶんどりもの)を えんやらや
⑥ ばんばんざい ばんばんざい お伴の犬や 猿 雉は 勇んで車を えんやらや
「あれっ? 鬼が可哀想な気がする」と思いました。④番以降の桃太郎は明らかにやり過ぎ、言い過ぎです。最後の「えんやらや」という言葉は、重たいものを動かしたり、力を込めて何か作業したりする際の言葉です。相当な宝物を、鬼ヶ島から分捕ってきたのでしょう。歌詞を読む限り、鬼がそれまでに、どんな悪いことをしたかも、わかりません。
今回、気付いたもうひとつは、犬猿の仲というほど、仲の悪い「犬」と「猿」が、このときばかりは、見事な連携を見せたのだなあということです。恐るべし、きびだんごの魅力!
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