石の上にも三年　～自由に生きると勝手に生きる～

「おうちカフェさんちゃん」を始めたとき、「最低でも３年は続けよう」と思いました。「辛くても我慢強く辛抱していれば、いつか成功する」という意味の「石の上にも三年」という諺を信じようと思いました。初老の男の挑戦です。たとえ冷たい石でも、三年間座り続けて入ればあたたくなる。「成功したいなら、忍耐や辛抱が大切だ」とか「始めはうまくいかなくても、我慢する覚悟をもとう」という古くからの格言が、本当か確かめてみたいと思いました。

しかし一方「今と昔では時代が違う」とも言われます。辛抱すれば成功するとも限りません。今の職場を辞めたい、と思っている若者の気持ちもわかります。私は、どちらも正しいと思います。

大切なのは「自由に生きる」と「勝手に生きる」の意味は違うと認識することです。

「自由に生きる」は、他人の意志に束縛されずに、自分の道徳や倫理に依って生きること。

「勝手に生きる」は、他人の意志は勿論のこと、あらゆる道徳や倫理を無視して生きること。

私は、自由に生きていきたいと思います。そして「おうちカフェさんちゃん」を始めて２１箇月です。あと１５箇月で「３年」です。当初の目標をクリアして、先に行こうと思います。

今日の切り絵は、「石の上にも三年」の由来にもなっている「ダルマ」です。

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