童謡「ぞうさん」について

今日は童謡「ぞうさん」について書こうと思います。奥が深い歌詞です。

「ぞうさん」(作詞 まど・みちお)

ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんも ながいのよ

ぞうさん ぞうさん だれが すきなの あのね かあさんが すきなのよ

歌詞の中で、このゾウさんは『おまえは鼻が長いね、変だね』とからかわれているそうです。今で言う「いじめ」ですね。でもゾウさんは言い返します。『そうよ、母さんも長いのよ』。長いねと言ってくれたのが、嬉しくてたまらないかのように、褒められたかのように、自分も長いだけでなく自分の一番大好きなこの世で一番尊敬しているお母さんも長いのよと、誇らしげに答えます。

ありのままを受け入れる。「ぞうさん」は、単なるゾウの紹介ではなく、「そのままの姿がいちばん素晴らしいのだから、自信を持って生きなさい」と告げています。ゾウに限らず、虫でも魚でも鳥でも、人間を含め、生きとし生けるものは、それぞれの個性を持たされて生かされています。

今日の切り絵は、夜に歩く象です。日中の暑さがおさまり、ホッとした象です。20年位前にシンガポールに行ったとき、ナイトサファリという夜の動物園を訪れました。そのとき、ライトに照らされた象がとてもキレイで、それを思い出して作りました。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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