ヒーローインタビューの話し言葉

プロ野球シーズンも最終盤。毎日楽しくテレビで観戦しています。

ゲームが終わるとヒーローインタビューが始まります。今日の話題は、聞いていて「あれっ？」と思うプロ野球選手の話し言葉についてです。

「前の試合でやられたので、リベンジできて良かったです」。

これ、変だと思います。リベンジ（revenge）は、「復讐する」「仕返しする」などの意味を持つ英単語です。名詞としては、「復讐」「仕返し」の意味です。どちかというと暗い意味の単語です。

相手にしても、ルールに従って正々堂々と戦って勝ったのに、復讐されるのは迷惑でしょう。恨まれる筋合いもありません。

外国で、選手がリベンジ（revenge）を使うシーンがあるとすれば、プロボクシングやプロレスリングなどの格闘技で対戦相手との折り合いが悪くて口論気味になっているときぐらいだと思います。

日本語で「やり返せてよかった」という選手もいます。これも同様に変だと思います。

それより、日本語には「雪辱を果たす」という言い方があります。

今日の切り絵は、「ホームラン」です。

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