庭の金木犀(キンモクセイ)
金木犀の香り漂う季節です。今日の写真は、ウチの庭の金木犀です。
この植物を歌った笹井宏之さん(1982年~2009年)の短歌を紹介します。
『ゆつくりと 私は道を 踏みはづす 金木犀の かをりの中で』
金木犀は、じんわりとやさしい独特の甘い芳香です。香りに包まれると「ふわっ」とした感覚にとらわれます。秋、金木犀の匂いの元を辿るうちに、別の世界に迷い込んでしまいそうな気持ちになりませんか。そんな感じを見事に表現している短歌だと思います。「私は道を踏みはづす」というのは、金木犀の香りに誘われ、迷い人になることなのか、香りに包まれ、ゆっくりと正気を失うことなのか、その判断は、読む人によって分かれるところですね、
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