ひなたぼっこ
「ひなたぼっこ」とは漢字で「日南北向」と書きます。じっと陽の当たる場所でとどまり、太陽光を受けて身体を温めることです。ところで、昔から「ひなたぼっこ」の「ぼっこ」とは何だろうと思っていました。調べてみたら、「ほうけている(惚けている)」、つまり「ボーッとしている」ことです。
ひなたぼっこを題材にした、村上鬼城(むらかみ きじょう 1865年~1935年)にこんな俳句があります。
『うとうとと 生死の外や 日向ぼこ』
意味:うとうととしている日向ぼっこの最中は、生死のことなど考えもしないものだ。
ひなたぼっこをしている間は、人生の苦しみや哀しみ、生死など難しいことは考えずに安らかに過ごせるという句ですね。
今日の切り絵は、猫のひなたぼっこです。
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