シクラメン

庭に置いてある鉢植えのシクラメンも、今が見頃です。今日の写真です。

花言葉は「内気なはにかみ」です。これは、シクラメンに関する伝説に由来する花言葉です。草花を好んだイスラエルのソロモン王は、冠に花のデザインを取り入れようと思い、様々な花と交渉するのですが断られ続けます。そんな状況の中、唯一承諾してくれたのがシクラメンでした。ソロモン王はもれなくシクラメンに感謝の意を伝えます。すると、上を向いて咲いていたシクラメンは恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまった、ということです。奥ゆかしい花なのですね。

日本には、こんな短歌があります。

「風の日は 躁(そう)の色かな シクラメン」 飯田龍太(1920年~2007年)

意味:風が強い日は、より一層派手で、騒がしい色に見えるなあ、シクラメンは。

感想:色鮮やかなシクラメンですが、風に吹かれるとより派手な色が目立ちますよね。「躁の色」とは、派手で騒がしい色という意味です。

一つの花でも、時と場所を違えると、色んな見え方があるものです。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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