明けの明星
早朝、お店の仕込みの途中、少し外に出ます。まだ真っ暗で、とても寒いです。毎朝、そのとき楽しみにしているのは、東の空に「明けの明星」を見つけることです。金星ですね。
若山牧水(1885年~1928年)にこんな短歌があります。
『東明(しののめ)の 星のかがやき 仰ぎつつ けふは楽しと 勇みけるかも』
【意味】明け方の東の空の星の輝きを仰ぎ見ながら、今日は楽しいと勇んでいくのだ。
明け方のまだ暗い空に星が輝いているのを見つけ、今日は楽しいことがあるぞと信じるのでしょう。「勇みけるかも」が、やる気や希望が出てきたことを感じさせます。
私も「良いことがありますように」と星に願いをかけます。
今日の切り絵は、「星に願いを」です。
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