教え子たち
教員時代の教え子たちが、「おうちカフェさんちゃん」を訪れてくれました。
今日の写真は、彼女たちがお土産で持ってきてくれた、たくさんのカレンダーです。
以前、「切り絵を作るとき、カレンダーの紙をよく使うんだ」と話したことを覚えていてくれて、使うことのなかったカレンダーを、かき集めてきてくれたのでしょう。「いくつ持ってきてくれたのかなあ」と数えてみたら、丁度30部でした。30年分のカレンダー。「そういえば、彼女たちが高校を卒業してからも30年だ」と思い返し、その年月が積み重なっているような感じがしました。
「ブログ(インスタ)、読んでいますよ」と言ってくれました。店に飾ってある切り絵も、褒めてくれました。「優しいままに大人になったね」とカレンダーとともに頂いた美味しい和菓子を食べながら、彼女たちの顔を眺めていました。ありがとう。私も、頑張って書き(描き)続けなければ!
10世紀後半から11世紀初めの平安時代、“詠み人知らず”ですが、こんな歌があります。
『月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月』
意味:「月を見ること自体はたくさんありますが、今見ている月こそが、特別な月です」
繰り返す『月』という表現が時の流れを感じさせます。頂いた30部(年)のカレンダーを見ながら、彼女たちが「今宵の月こそ、自分にとって最高の月だ」と思い続けられるような人生を歩めますように、と願う元担任でした。
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