千円札

お札は約20年で変更されるようです。私がもっとも手にするのは千円札です。やっと野口英世さんに慣れてきたと思ったら、北里柴三郎さんに変わっていました。私の財布の中は、野口さんから北里さんに変わりつつあります。

最近気づいたのですが、日本を代表する細菌学者が、新旧の千円札の人物となりました。野口英世の時代にコロナ禍となり、それを乗り越えたあとに、北里柴三郎の時代となった。時代を反映した選択に思えます。二人の前は、文学者の夏目漱石でした。

さて先日、東京の田町に出かけたとき、北里大学に併設された「北里柴三郎記念博物館」に行こうと思っていました。そこで、北里柴三郎の千円札を使って、千円以内の彼に関するグッズを買う予定でした。「柴三郎で柴三郎のものを買う。面白い企画だ」と自画自賛。下調べも万全で、一筆箋(330円)を買うつもりでした。北里が座右の銘としていた「終始一貫」と書かれています。

感染症の研究,予防衛生,治療に一生を捧げた、北里柴三郎らしい良い言葉だと思います。

しかし…! なんとその日は、北里大学の入試日で、博物館は閉館でした。あまりのことに、建物を前に立ち尽くしました。残念、肝心なことを調べ忘れていました。でも、このことは、今のお札が流通する約20年間は、千円札を見るたびに思い出すでしょう。「それもいいか」と引き返しました。

今日の写真は、北里柴三郎著「終始一貫」です。

#北里柴三郎#千円札#北里柴三郎記念札物館#終始一貫#おうちカフェさんちゃん#おうちカフェ#小さいカフェ#柏市

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

0コメント

  • 1000 / 1000