「病んだ良い子」と「健全な不良」
反骨心とか勇気というのは、油断していると、失われがちです。なぜなら意地を張らないほうが楽だし、安易だからです。そして、いつでもどこでも多数派にいるほうが楽です。
若いとき、尖った考えをしていて、不良と言われても筋を通そうとしていた友人が、久しぶりに会ったら、やけに物分かりが良く、常識的な考え方をする者に変容していたというのは、よくある話です。決して悪いことではありません。「苦労したんだろうなあ」と思います。
でも、問題意識を持たず、真面目で良い子(大人)になっていくのは危険だと思います。なんでも上からの命令通りに行動できる人間は信用なりません。「仕事だから…」と罪の意識なく、人を傷つけます。
そんな真面目な「病んだ良い子」にならず、「健全な不良」でありたいと思います。
荒井由実の『卒業写真』の一節を思い出します。
「あの頃の生き方を あなたは忘れないで あなたは私の 青春そのもの 人ごみに流されて 変わってゆく私を あなたはときどき 遠くで叱って」
今日の切り絵は、「本をたくさん読んで、健全な不良になろう」です。
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