人生をふるいに
アメリカ人の作家マイケル・カニンガムに『めぐりあう時間たち』という小説があります。映画化(2003年)もされており、名作です。米国アカデミー賞で、ニコール・キッドマンが最優秀主演女優賞を受賞しています。そして、そのなかに印象に残る一節があります。
「彼女は不意に、自分の人生のありったけを彼に見せたくなる。(略)彼と一緒に座って、人生をふるいにかけたいと思う」。
人生に深く悩んだ女性が「人生をふるいにかけたい」と言います。この言葉に触れて、ハッとしました。
「自分の人生をふるいにかけたら、その上に何が残るだろう」と思いました。
家族、おうちカフェさんちゃん、親しい人たち、信念、愛犬。5つしか思い浮かびません。「もう少し、何かあるかなあ」と思っていましたが、意外なほど所持品は少なかったです。でも、何かにつまずいたとき、気持ちが軽くなり、この心のエクササイズは有効だと思いました。
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