ピノキオ
今日の切り絵は、ピノキオです。こんなお話でした。
木彫り職人のジェッペットじいさんは、動いたり話したりすることができる木の人形のピノキオをわが子のように大切にしていた。ピノキオは、嘘をつくとぐんぐんと鼻が伸びてしまう人形だ。
しかし、ピノキオは学校へ行かずに寄り道をしたり、家にも帰らずお金を無駄使いしたりと、心配してくれる周りの大人たちの言うとおりにしない。さらにはおもちゃの国で怠けたりしているうちに、ロバになってしまうことも……。しまいには、ロバとして売られそうになった。
海へと逃げたピノキオは、サメに飲まれてしまった。なんとそこには、ピノキオを捜索していたジェッペットじいさんがいた。サメの胃の中で再会する。ふたりでの脱出に成功すると、ピノキオは心を入れ替えた。おじいさんの言うことをよく聞くようになり、思いやりを持つようになった。そのご褒美に、ピノキオは女神によって、人間の子どもに変えてもらえた。
子どもの頃、このお話を読んだとき、何を言いたいのかわかりませんでした。今もわかりません。「ずいぶんとピノキオは、立て続けに悪いことをするなあ」とだけ思いました。ただストーリーは抜群に面白い。特に嘘をつくと鼻が伸びるというのは、最高です。小学校のとき、教室で、隣の席に座っていた女の子が「鼻が高くなるんだったら、ウソをつこうかなあ」とブツブツ言っていたのを覚えています。
今となって思うことは、「人間の子どもになっても、いろいろと大変だろうけどね」ということです。
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