「嫌な記憶」や「つらい記憶」について
過去に囚われているのは嫌なものです。でも何年経っても何度でも蘇り、心を苦しめる記憶があります。そんなことを今日は書こうと思います。
人生観や世界観が一変してしまうような、途方もなく辛く悔しい事件に遭遇したことがありますか。事案の深刻さや、それを受け取る個人差もあるでしょう。「おぞましい記憶」として頭の中に居座り、何かの拍子にいきなり蘇っては心を苦しめます。
人間は、あっさりと割り切ることが苦手な生き物です。いまさら蒸し返しても仕方がないのに、新たに怒りが生じたりします。運が悪かったから仕方がない、と簡単には諦められません。
心理学的には、繰り返される「辛い記憶」は、しんどいことだけれど、多くの物事は繰り返しや反復で「慣れ」や「耐性」が生じるそうです。そして「時が風化してくれるのを待ったほうがよい。過去とケリをつけてやるといった発想は賢明ではない」と言われています。
う~ん、確かにそうかもしれない。でも、それは全てにあてはまる処方箋でしょうか。自分の落ち度とか、能力不足、努力不足なら仕方ないと納得します。でも理不尽を受けた悔しさまで、「忘れたほうがいい」と自分を納得させてよいのでしょうか。
私にはできません。「やっぱり、あの過去と再度対決し仇討ちをしたい、打ち勝ちたい」と考えてしまいます。生まれてこの方、ずっとそうだし、これからも多分そうです。
今日の切り絵は、『諦めない星飛雄馬』です。
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