蓮(はす)
千葉県柏市のあけぼの山農業公園を訪れたら、蓮の花が見頃を迎えていました。
蓮は、夏の日差しが厳しくなった頃、空に向かって花を咲かせます。昔から、「蓮の花は、泥より出でて、泥に染まらず」などと言われます。
映画『男はつらいよ』の主題歌(歌:渥美清 作詞:星野哲郎)でもこう歌われています。
「どぶに落ちても 根のあるやつは いつかは 蓮(はちす)の花と咲く」 ※「はちす」は果実が蜂巣状をなすところからの「はす」の別名です。
加賀千代女にこんな俳句もあります。「蓮白し もとより水は 澄まねども」。
これらに共通する蓮のイメージは、泥田に咲きながら、泥に染まらず、きれいな花を咲かせる蓮の花を、「人間の心の在り方の理想」として示していることです。
また「蓮」が入った四字熟語と言えば「一蓮托生」ですね。「事の善悪にかかわらず、仲間として行動や運命をともにすること」の意味です。仏教の世界で、人々は死後には、極楽浄土においての同じ蓮華の上に生まれるというところからきた言葉です。
今日の写真は、希少な大賀蓮です。
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