さるすべり
夏に、凛と花を咲かせる“さるすべり”の木はたくましいなあと思います。
今日の写真は、散歩の途中に見つけたさるすべりの花です。薄紫色は珍しいです。
熱さ厳しいこの時期、ぴったりの有名な俳句があります。
『炎天の 地上花あり 百日紅(えんてんの ちじょうはなあり さるすべり)』(高浜虚子 1874年~1959年)
意味:焼けつくような真夏の地上に百日紅の花が咲いている
約100日間も、花を咲かせることから、漢字で百日紅と書きます。また、木の幹がつるつるしていて、猿がのぼろうとしてもすべってしまうことから、さるすべりと呼ばれています。
ぎらぎらと暑い地面から、上を向いてみると鮮やかなさるすべりが咲いていた、という真夏の一日を思わせる見事な俳句ですね。
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