不思議のコキア
今日の写真は、お店の入口です。ウチの周囲にコキアは見当たりませんが、なぜかここに一株だけ、自然発生しています。形がユニークなだけに何とも間抜けです。小さいうちは「面白いなあ」と眺めていたのですが、段々と大きくなってきました。「伐採しちゃうか」と言ったら、妻が何故か「ダメだ」と言うので、そのまま大きくなり続けています。
高浜虚子(1874年~1954年)に、コキア(帚木:ほうきぎ)を詠んだ以下の句があります。
『帚木(ほうきぎ)に 影といふもの ありにけり』
最近、コキアというと、茨城県のひたち海浜公園の見事な群生が有名です。しかし虚子は、一株だけ生えているコキアに、“近づくと、その存在が忽然と消えてしまう影のようなもの”を感じたのでしょう。
毎日、眺めていると愛着のようなものが湧いてきて、伐採できずにいます。困ったものです。赤く色づいたらまた報告します。
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