銀杏黄葉(いちょうもみじ)

銀杏は紅葉(赤)ではなく黄葉(黄)することから、「銀杏黄葉(いちょうもみじ)」と書きます。

今日の写真は、散歩の途中にある銀杏の木です。「隣り合う銀杏なのに、黄葉の進み具合が随分違うなあ」と、つい眺めてしまいます。何故だろうと思い、調べてみました。これは珍しいことではなく、光・土・水・風・健康状態などの小さな差で、紅葉(黄葉)のタイミングは意外なほど変わるそうです。

さて、銀杏黄葉が出てくるこんな俳句があります。

『ひかり増し 銀杏黄葉の しきり降る (角川源義 1917年~1975年)』

「晩秋から冬に変わるこの時期の光の中で、銀杏の葉が絶え間なく降り続け、あたりが黄金色一色に満たされていく」という瞬間を描き出しています。葉が盛んに落ちる時期は、銀杏の黄葉が最高潮から終わりに向かう瞬間であり、華やかさと同時に、哀愁も漂っているように感じます。

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