日比谷公園のバンブーツリー
東京 日比谷公園で12月13日(土)~14日(日)にイベント「クリスマスデザインマーケット」が催されています。今日の写真は、そこに展示された“耕作放棄地の竹”を使った、クリスマスツリーです。「バンブーツリー」という名称。バンブーは“竹”なので、竹で出来たクリスマスツリーということなのでしょう。“耕作放棄地の竹”とは、農地として使われなくなった場所の、管理されない竹のことです。竹は成長が早く地下茎でどんどん広がるため、ときに厄介な植物になります。そういう竹を使い、人の目を楽しませるクリスマスツリーを作るのですから、素晴らしいエコな取り組みだと思いました。
実は私も“耕作放棄地の竹”を使用した竹細工に凝った時期があります。「お店で使う、コップや食器は全て竹製の手作りで」と考え、しばらく本気で作っていました。でも、竹の安定供給がかなわないことに気付き、断念しました。それにしても面白かったなあ。またいつかやりたいと思っています。
こんな俳句があります。「竹細工 屑も弓反り 虹の後」(香西照雄1917年~1987年)
竹細工を作ったあとの削り屑が、弓のように反った形で地面に落ちている。ふと顔を上げると、そこには弓の形をした虹が架かっていた、ということでしょう。手作業と自然との融和が見事です。
「日比谷公園のバンブーツリー」にも、デコレートされたクリスマスツリーとは違った魅力、自然との調和を感じました。
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