梅の実
妻が「雨で、水たまりに浸り、ダメになってしまうまえに」と落ちていた梅の実を大量に拾ってきました。「色とりどりで綺麗だなあ」と思いました。
きっと妻は、梅酒、梅干し、梅シロップ…を作るのだと思います。
正岡子規(1867年~1902年)が詠んだ“落ちた梅の実”を題材とした、こんな俳句があります。
『梅の実の 落(おち)て黄(き)なるあり 青きあり』
意味は「梅の実が落ちている。黄色く熟したものもあり、まだ青いものもある」でしょう。
梅の実は熟すにつれて青から黄色へ変わります。落ちている実の中には黄色く熟したものもあれば、まだ青いものもある。そのありのままの光景を詠んでいます。「黄なるあり青きあり」が秀逸ですね。対照的な色彩を並べ、自然界の多様さや移り変わりを感じさせてくれます。
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