映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』を観て

(あらすじ) 愛する人たちを守るために、“人々の記憶から自らの存在を消す”という決断をした前作の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の最後から4年が経った。大人になったピーター・パーカーはスパイダーマンとして、ニューヨークの人々を守り、彼らを脅かす犯罪と戦う日々に全力を尽くしていた。しかし、彼の淋しさは募る。街で擦れ違ったかつての恋人も、親友にも、彼の記憶がないからだ。そんななか、彼の体に変異が起こり始める。力や精神の制御ができにくくなったのだ。同時に、街では姿なき不可解な犯罪が頻発。“親愛なる隣人(スパイダーマン)”に大きな脅威が迫る。

(感想など)  物語終盤、激戦の最中、ピーター・パーカーは、自分の存在が皆の記憶から消えても、ヒーローのスパイダーマンは、ニューヨークの皆から愛されているという実感に包まれます。彼は、今は亡き叔母のメイに言われたこんな言葉を思い出しました。「自分が特別であるせいで、周囲にひどいことをされることもあるだろう、でも、あなたは美しく、周りの人があなたを愛しているのは、あなたがあなただからだ。孤独だと感じても、それを覚えておくことがあなたの責任だ」。これは「力を持っていても、自分はありのままで、人に愛されているのだということを忘れないことが、自分に対する責任」というこの映画のテーマだと思いました。

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