暇な日に口をつく俳句
「暇」と「忙しい」、どちらが好きですか?
私は「暇」のほうが好きですが、商売となれば話は別。暇ばかりだと困ってしまいます。
そんな日は切ない気持ちになります。気弱にもなります。そして次の句をそっと愛誦します。
「けふの日も 棒ふり虫よ 翌も又」 (作者 小林一茶)
読み方:「きょうのひも ぼうふりむしよ あすもまた」
意味:毎日なまけていて、今日もまたボーフラのように1日を無為に過ごしてしまった。明日 も又、そうかなあ。
(※「棒ふり虫」とは「ボーフラ」(蚊の幼虫)のこと。無駄な行いの「棒に振る」にかけている)
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