今日は八十八夜です
立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、今年は今日5月2日(火)です。この頃は春と夏の変わり目で、気候が暖かく穏やかです。稲の種まき準備や茶摘みのシーズンになります。「八十八夜」といえばこの唄ですね。
茶摘み(歌詞)
1 夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘じゃないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠
2 日和(ひより)つづきの今日このごろを 心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ 摘まにゃ日本(にほん)の茶にならぬ
茜襷とは、茶を摘む娘さんが掛けている茜色(赤い色)のたすきのことです。「たすき(襷)」とは、和服の袖などが邪魔にならないようにたくし上げるための布地のことです。スゲ(菅)は多年生の草本で、笠やしめ縄の作成などに用いられます。
2番の歌詞は楽しそう。でもきっと一年で一番忙しい時期で、働いている自分たちを励ますために、自然発生的に威勢のよい歌詞が生まれたのだと思います。
今日の写真は若葉が茂るウチの庭です。
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