違いのわかる男

今日は珈琲を淹れていて、ふと思い出したことについて書きます。

1970年から1986年の間にテレビで流れていた、インスタントコーヒー『ネスカフェ ゴールドブレンド』のコマーシャルを覚えていますか? 「ダバダ~ダバダ~♪ 違いのわかる男の ネスカフェ ゴールドブレンド」というコマーシャルです。少年の私には「違いのわかる男」の意味がさっぱりわかりませんでした。「何の違いだろう?」と思っていました。

その期間、「違いのわかる男」として、20名の方が出演していました。調べました。数名をリストアップします。

中村吉右衛門(歌舞伎役者)、遠藤周作(作家)、北杜夫(作家)、岩城宏之(指揮者)、野村万作(狂言師)、阿川弘之(作家)、やまもと寛斎(ファッションデザイナー)、高倉健(俳優)…。

その他にも著名な映画監督、華道家、音楽家、建築家、ヴァイオリニスト、陶芸作家、日本画家、能楽師、レーシングカーデザイナー、箏曲奏者などが名を連ねていました。

それ以降は「上質を知る人の」とか「違いを楽しむ人の」とか「違いがわかる人の」と呼び名が変わりました。「男」を「人」に変換することで、女性も登場するようになりました。

「おうちカフェさんちゃん」では柏市内の珈琲工房「豆壱」さんにブレンドしてもらった豆を使っています。「さんちゃん」は珈琲の味に自信があります。違いのわかる人も、わからない人も、是非ご来店ください。

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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